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旋舞の儀式「セマー」

セマー

最後に、トルコを旅行するなら、「セマー」の知識を知っていた方が何かと役に立つ。
トルコは知っての通りモスク群が林立するイスラム社会。いたるところでイスラムの神聖な儀式「セマー」に出会う。

 

笛と太鼓の単調な音楽に乗って緩やかに、旋舞が始まる。
スカートをはいた信者が音楽に合わせて、華麗に舞う。踊り手である信者の黒い帽子は、墓標を、黒い上着は死を象徴する。

 

現在このセマーの本格的な旋舞の儀式を行っているのは、トルコ最大の面積を持つ西アナトリアの、内陸平原にあるコンヤである。
このコンヤこそイスラム教のイスラム神秘主義(スーフィズム)教団の一つ、メヴレヴィー教団の中心地なのだ。

 

13世紀に開基したジャラール・ウッディーン・ルーミーの最後の地でもある。同教団の中心地コンヤは、トルコの中でも特に宗教色の濃い街として知られており、周囲の街から、村からコンヤを訪れる保守的な人は多い。

 

セマーの旋舞は続く。次第に音楽が速まると、旋回も激しさを増し、踊り手は、忘我の状態で神の世界に入る。脱ぎ捨てられた上着の下の白い衣装は、神による再生を意味するのだ。

 

この神秘教団の活動は、禁止されたが、今でも少数がこの信仰を受け継いでいるのだ。
このセマーの旋舞の儀式は、3時間以上も続く神秘的な儀式なのだ。
一見の価値あり、観る人を魅了してやまないイスタンブールのモスクでも運が良ければセマーの儀式に出会えることも有る

 

簡素化されたセマーの旋舞は各所で見ることができる。機会があったらイスラムの儀式を見てみるのも良いかもしれない。